30数年ぶりにマイクを購入(後編)

「前編」はコチラ

僕がやっている音声配信者向けの情報ブログ「Talk! Rec! Up!」のアクセスログを見ますと、3年近く前に投稿した「USB 接続が可能なダイナミックマイク8本をテストしまくる!」という記事へのアクセス数が常にアクセスランキングの1位2位を競ってまして、配信者の皆さんの USB マイクへの関心の高さが伺えるんですが、その記事で紹介した動画の中で「ベスト・オブ・ USB マイク」に選ばれていたのが、SAMSON というアメリカのメーカーが出している「Q2U」というマイクでした。

実は当時の僕は USB マイクにそれほど興味がなかったので、あまり気にとめていなかったんですが、いざ YouTube などでレヴューを漁り始めると、このマイクの評価は上々のようで、この数ヶ月「オーディオインターフェイスを買い換えるか、USB マイクを新調するか」で迷ったあげく「Q2U」の購入を決断しました。

もちろん「そっちの方が安上がり」というのも理由の1つですが、USB マイクは文字通り USB ケーブル1本でパソコンに直結できるので「システムの簡素化につながる」という点も大きな魅力でした。さっそく次の日曜のナマ配信「80s JAPAN POP」から実戦投入の予定ですが、さてさてこの僕の判断が吉と出るか凶と出るのか‥‥期待と不安が半々でございます。なにしろお気に入りの SM57 を押しのけての導入ですから「安物買いの銭失い」にならない事を祈るばかりです。

で、さっそく「Q2U」にオーディオテクニカのヘッドフォンをつないでモニターしたところ、まるでショートディレイが掛ったように返しが少し遅れます。これでは使い物になりません。ためしに iPhone に付いていたイヤフォンを挿してみたら、ほぼリアルタイムに返ってきました。ゼロレイテンシーを謳ったオーディオインターフェイスであっても、使うヘッドフォンによって結果が左右されるという事かも知れませんね。そもそも僕は配信時に自分の声をモニターしながら喋るのが好きじゃないので全然問題ないんですが。

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