顔から煙の立ちのぼる焦げ臭い手術を受けてきました。

もともと頬骨のあたりにうっすらシミができていたんですが、それがここ2〜3週間ほどのあいだに見る見る盛り上がってきまして、厚みが1ミリを超えるほどになり、色も黒々としてきたので、さすがにこれはヤバいんじゃないか、皮膚ガンだったりしたらシャレにならないぞ‥‥ということで皮膚科を受診。

診断の結果、幸い悪性のものではなく「おそらく脂漏性角化症だと思われます」とのこと。このまま放置しておいても特に問題はないけれど、気になるようなら切除して検査してみましょうか‥‥と言われ、即座に「取れるものなら取ってください」と返答。検査してもらった方が安心、ということもありますが、この先どこまで巨大化するかわからない爆弾が、こんな目立つ場所にこのまま居座り続けるなんて耐えられません。というわけで即手術と相成りました。

CO2 レーザーというものを照射して切除するんだそうで、まずはベッドに横たわり患部に麻酔注射。医者の持つペン状の道具の先からジーッという音と共にレーザーが照射されると、僕の頬から焦げ臭い匂いと煙が立ちのぼりました。微かにチクチクしますが痛みはほとんどゼロ。患部をつまんで引っ張り上げながら少しずつ剥がしていきます。そしてわずか数分で手術完了。

しばらくは細菌感染を防止する薬を塗り、その後は半年〜1年ほどかけて自然治癒を待つ、という流れになるようです。けどまぁそれにしても、あの焦げ臭さもさることながら、自分の顔から煙が立ちのぼっていく光景というのはちょっと衝撃的でした。オージービーフになった気分が味わえます。

ま、正式な検査結果を見るまで油断できませんが、ひとまずこれで一段落。それはそうと「脂漏性角化症」って一体どんな病気なんだろう? と思い、帰宅後にググったらこう書いてありました。「脂漏性角化症とは、いわゆる老人性イボのことである」一気にテンション下がりました。

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