“昭和”に不時着した宇宙船

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 街でこんな風景に出くわした。過去と未来が同居する不思議な場所だ。今までも建物の屋上にプレハブが建っている光景はたまに目にする事があって、僕などはショーケンと水谷豊の出ていた「傷だらけの天使」というドラマを思い出して、あのプレハブに住んでみたいなあ…と思ってしまうのだが、そのプレハブの真裏に月面基地のような建物が建っていると、ちょっとイメージが違ってきちゃうんだよなぁ。この未来的な建物を設計した人も、まさかこんな違和感を持たれながら自分の建物が見られる事になろうとは思ってもいなかったんだろうなぁ。まるで「昭和」に不時着した宇宙船のようだもんなぁ。プレハブに住んでる人が家の外でサンマとか焼いてたら愉快だろうな…。

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