日本はいつも蚊帳の外

僕が毎週土曜にライヴ配信している音楽番組「ラジクド!」には、Mixcloud の Mixcloud Live というサーヴィスを使ってるんですが、Mixcloud でライヴ配信を行なうには有料の Pro アカウントが必要で、Pro アカウントを取得すると「LIVE」の他に「SELECT」 という機能を使うことができるようになります。

「SELECT」は、平たく言えば投げ銭のような形でコンテンツ制作者を援助するサポーターシステムで、コンテンツ制作者がサポーター向けに限定コンテンツを用意している場合、サポーターはそれを楽しむことができるという特典が付いてきます。

また、サポーターが支払ったお金はコンテンツ制作者だけでなく、運営会社である Mixcloud と、コンテンツに使用された音楽の著作権管理団体にも分配される仕組みになっているようで、4者が Win-Win-Win-Win なこのシステムがうまく機能すれば皆ハッピー♪ となるわけですが、残念ながら未だに日本は蚊帳の外でして、投げ銭しようとすると「あなたの国では使用できません」というアラートが表示されてしまいます。

上質なコンテンツをコンスタントに産み出し、熱心なフォロワーを多く抱える制作者には「それ相応の報酬を手にしていただきたいな」と常々僕は思っています。活動を継続するためには経費もかかりますし、たとえ「SELECT」で全額を賄うことができなかったとしても、ヤル気には繫がると思うんですよねぇ。

コメント

  1. 金融システムとか法整備の遅れとかいろいろな壁があるのかなあ
    いつも後回しですよね

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    1. ホントにねぇ。配信に関わるマネタイズの問題ですらいつまで経っても「未開の地」扱いなのに、そこに「音楽著作権」が絡むとまずお手上げですね日本は。泣けてきます(苦笑)

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