やらなきゃなと思いつつもなかなか腰が上がらない。５月に亡くなった母の銀行口座を解約する手続き。ちょっと調べてみたら「いつまでにやらなければならない」という決まりはないようだけど、どの道やらなきゃならないのだからチャッチャと済ませてしまった方がいいに決まっている。のだけど、金融機関によって揃える書類や手続きの方法が違うとかいう話を聞くとますます腰が重くなる。
統計によると日本では１日に4000人近く（１分間に2.7人）が亡くなっているという。亡くなった人の口座をクローズするのは全然特別な事ではなく、極ありふれた手続き‥‥のはずなのに、なぜこんなに面倒くさいんだろう？ もっとパパッと手続きできるようにしてよ！ と、金融機関に八つ当たりしても始まらない。彼らにしてみりゃ飛んだトバッチリだ。
そういえば、母が亡くなって５ヶ月。その間僕は亡き母を思って涙したことが１度もない。母が亡くなった時にも手を握り「よく頑張ったね。お疲れさまでした。今までありがとうね。」という言葉はかけたけれど泣く事はなかった。お母さんっ子を自覚していただけに自分でも不思議なんだけど、それは決して悲しい出来事ではなく、素直に受け入れる事のできる自然な終りだった。‥‥おや？ 口座の話をしていたはずが（笑）
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