小銭に始まりコケに終わる話

スーパーでもコンビニでも、買い物の度にお釣りが生じないよう、なるべく小銭を使うようにしているはずなのに、ナゼだか財布の小銭が全然減らず、半ば諦めムードだったのに‥‥「コケの一念岩をも通す」とはまさにこの事か。最初はこのコインケースに収まりきらず溢れていた小銭が‥‥気づけばこの状態。

ところで、ちょっと気になって調べてみたら「コケの一念岩をも通す」の「コケ」は「苔」のことではなく「虚仮」と書くそうだ。苔のような一見非力な生物でも、諦めさえしなければ岩をも貫く力を発揮するのだぞ‥‥という意味だとばかり思っていたらまったく違っていたようで、じゃあ「虚仮」は何なのかというと「思慮の浅いこと 愚かなこと またはその人」「見せかけだけで中身がないこと」などという意味だそうだ。たしかに「人をコケにしやがって」とか「そんなコケ威しの手に引っかかるものか」なんて言うもんね。いやぁ〜勉強になりました。

コメント