半年ほど前に購入したタムロンのXマウント用ズームレンズ「18-300mm」は、守備範囲の広さが特徴なんですが、それは単に「広角から望遠まで広いレンジをカヴァーしますよ」ってことだけでなく「えっ! ウソでしょ?」ってぐらい被写体に近寄れる「強力なマクロ(厳密に言えばハーフマクロですが)」も大きな魅力で、まさにその点がこのレンズの万能感に拍車をかけているんです。例えば‥‥
レンズの先端にくっ付くほど近い位置に壱万円札を置いてみます。こんな至近距離でオートフォーカスが働いてピントが合うなんて普通考えられないんですが、このレンズの最短撮影距離の短さは驚くべきもので‥‥
ね、撮れちゃうんです。さすがにお札がレンズを塞ぐような形になるので、被写体の表面に光が当たりにくくて裏面が透けちゃうんですけど、通常は少し離れた位置からズームで引き寄せて撮ることがほとんどだと思うので、こんなに近づくことは滅多にないんです。でも「寄ろうと思えばどこまでも寄れるよ」という、この「オールマイティー感」が実に心強いんです。
コメント
コメントを投稿