Ready Player One(2018年/アメリカ)

ヴァン・ヘイレンの「JUMP」と共に幕を開け、70年代・80年代のヒット曲テンコ盛り。個人的にはさりげなく使われていたアース・ウインド&ファイアーの「CAN'T HIDE LOVE」が大いにツボり‥‥と、音楽だけとっても充分楽しめるのに、懐かしの映画やアニメのヒーローがザックザク登場する。よくもこんな映画が作れたものだ。まさにオール・スター・キャスト。使用許諾が得られたのが奇跡のようだ。さすがスピルバーグ。


中でも、思わず声を上げてしまったスタンリー・キューブリックの「THE SHINING」のパートは、かなり大きくフィーチャーされ、実に素晴らしい出来だった。Wikipedia によると、脚本段階ではリドリー・スコットの「Blade Runner」を登場させる予定だったようだが、オトナの事情で交渉を断念し「シャイニング」の権利を獲得したんだそうな。個人的には「ブレード・ランナー」版も観てみたかった気もするが、完璧に再現されていたオーヴァールックホテルには大満足。同じく原作にはウルトラマンも登場するらしいが、この映画の製作当時、円谷プロの海外での著作権関係がちょっと厄介な事になっていて断念せざるを得なかったようだ。

とにかく展開が速くて、この他にも見逃してしまった小ネタが山のようにあるはずなので、いずれ機会を見つけて観直したいと思う。あ、最後にメカ・ゴジラとガンダムの戦い。あれには大いに萌えましたぞ。それにしてもハリウッドってスゲェわ。
 

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