自分で作った料理より誰かが作ってくれた料理の方が断然美味しい。



たとえ仕上がりの味や見た目が同じであったとしても、自分で作った料理より誰かが作ってくれた料理の方が断然美味しい。手間や時間のかかる料理であればあるほどそれは顕著だ。そのとき自分は「それ食べたい」と思って作り始めたはずなのに、調理の過程で鍋やフライパンから立ちのぼる湯気やら油煙やら匂いやらを吸い込むうちに、胸がいっぱいになる、というか飽きちゃう、というか「もう充分です」という気持ちになって、料理が完成する頃には別の味を欲している。
 

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