テープ移植

 素材写真の撮影用に、ロゴの入っていないプレーンなカセットテープが必要になったんだけど、そんなカセットどこ探しても見つからない。実は先日買ってきたヘッドクリーナーは、そのための物だった。本体に貼ってあるラベルを剥がせばオッケー♪ と思っていたが、後になって気づいた。クリーニング用のカセットには半透明のクリーニングテープが2メートルほど入っているだけで、肝心の録音用テープが入ってない。これじゃカセットテープでない事がバレバレじゃないか!‥‥というワケで普通のカセットからテープを移植する事に。


カセットテープの分解なんて初めてだったけど、なるほど、こーゆー仕組みだったのね。最近の電気製品や周辺機器は、パーツが接着されていたりツメでハメ込んである物が多い気がするが、昔ながらのカセットは5個のネジで留めてあるだけなので、分解も組み立ても楽だった。


クリーニングテープのボディーに黒いインクで刻印してあったシリアル番号は、メラミンスポンジで擦ったらキレイに消せたのだが、本体に貼ってあったラベルを剥がすのに苦労し、やむを得ず塗料用のうすめ液を使ったらプラスチックが溶けて少しブサイクになってしまった。ホントは新しいクリーニングテープ買ってきてやり直したいところだが、とりあえず今回はこれで良しとしよう。

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