麺類は厄介

　うどんやラーメンなどを撮った写真は、後で確認すると天井の照明や、窓から入った光が意外に多く写り込んでいて、修正しないと使い物にならない事が多い。明るさやコントラスト、カラーバランスなどを弄りながら、より「美味しそう」に見えるよう調整する作業も結構難しくて、僕もまだまだ試行錯誤の段階なんだけど、光の映り込み処理も忍耐を要するとても骨の折れる作業だ。とにかく片っ端に反射光を消して行けばいいというものではなく、シズル感に繋がる光は残しつつ、不要と思われる光だけを選びながら消して行く。何と言っても目は疲れるし、繊細なマウス操作を延々続けていると右手がギヴアップしそうになる。僕は自他共に認めるヌードリストだけど、こと写真に関しては麺嫌いになりつつある。