あっぷあっぷ

 たしかに最近 Photoshop はやたら重かった。何年ぶりかに「仮想記憶ディスクの空き容量がありません」というアラートが出て、せっかく作業したファイルが保存できなかった。なんて事もたびたび起こった。それでもなんとか誤魔化し誤魔化し作業を続けてきた。仮想記憶に割り当てるべきハードディスクの容量が不足しているのは百も承知。そして、足りてないのは RAM メモリーも同様。いま僕が使っている iMac は、現行の Photoshop が必要とする最低レヴェルの RAM しか積んでいない。そう。ぶっちゃけあっぷあっぷなのだ。今にして思えば、昨年のパソコン買い換えの際に、ハードディスクと RAM メモリーをもう少し奮発しておくべきだった、という事なんだけど、残念ながら無い袖は振れないのだよ。


 しかし、困った事に問題は Photoshop にとどまらず、Finder の挙動にまで及んだ。こうなってくると本格的に死活問題。一応ハードディスクの空き容量に関しては、時々チェックしていたつもりだったが、昨日確認してみたらなんと、100ギガを切ろうとしていた。今はどうか知らないが、僕が Mac を使い始めた20年ほど前は「少なくとも10%は空けておくべし」というのが常識だった。「ハードディスクの空き容量が全体の1割を切ると、能力が落ちたり不具合が出るから気をつけろ」という戒めだ。いま使っている iMac のハードディスクは1テラなので、100ギガはちょうど1割。あわててローカルのファイルを見直し、クラウドにバックアップ済みの音声と画像ファイルの中から重要性の低い物を選んで削除し、なんとか25%の空き領域を確保。決してクラウドを過信してはならないが、贅沢は言っていられない。そして問題がもう1つ。Time Machine のバックアップ用外付けハードディスク LaCie。長年にわたり文句1つ言わずキッチリ働いてくれているのだけど、こちらも容量不足がアキレス腱。そして、もっと恐ろしい事に、運用開始から丸8年が過ぎているという事実。いつ何が起きても不思議ではない。
 

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