「Googleフォト」の出番がやってきた

 昨年 iMac を買い換えた際、ハードディスクの容量をケチったツケが回ってきて早くも崖っぷち。とにかく空き領域が足りてません。タイムマシン用の外付けも同様です。「多分もう必要ないだろう」というファイルを探してはせっせと消してるんですが、焼け石に水。iMac のハードディスクをもっと大きなものに換装すれば、とりあえず一息つけるんでしょうが、そうすると今度はバックアップの容量が追い着かなくなります。予算が許せばすべて大容量化して問題解決なんですが、なかなかそうも行きません。というワケで「クラウド作戦」決行と相成りました。


「今頃になってクラウド?」という声が聞こえてきそうですが、ホンネを言えばクラウドに頼るのは気が進まなかったのです。世の中何が起こるかわかりません。サーヴィスが突然終了してしまったり、障害が起きたり、ハッキングされたり、と言ったリスクを覚悟せねばなりません。が、なにしろ崖っぷち。のっぴきならない状況なので、容量圧迫の一因である写真データだけでも「Googleフォト」に複製を作っておき、よしんば iMac からファイルを削除しても、イザという時にはクラウドから落とせる。という環境を作る事にしました。


 実はスマートフォンで撮った写真に関しては、以前から「Googleフォト」のお世話になっていて、バックアップの終わった写真データはスマホ本体から削除する。という使い方をしています。iOS だろうが Android だろうが Mac だろうが Windows だろうが、プラットフォームを問わず無料で使える柔軟なサーヴィスです。Mac から「Googleフォト」への自動バックアップ環境を構築するためには、Mac に「Google Photos Backup」というアプリをインストールする必要があります。全部手動で作業するつもりなら Web ブラウザーでも可能ですが、写真の枚数を考えると現実的ではありません。


 「Googleフォト」は無料で使えるサーヴィスですが、注意すべき点もあります。「写真の品質」と「容量」に関してです。品質を落とさず元データをそのままアップロードしようと思うと、容量制限が発生し、その制限を超えて保存したければ有料プランに入る必要があります。クオリティー重視で、かつ枚数の多い人は有料コースへどうぞ。ただし、解像度を多少犠牲にしても構わないのであれば、無料だし容量は無制限ですよ。という気前のいいサーヴィスです。


 僕の場合は、あくまでも「イザという時のためのバックアップ」なので、写真のクオリティーに関しては目をつむる事にしました。というのはタテマエで、実はお金をかけたくなかっただけです(苦笑)でも解像度を落としたとしても、たぶん素人目には違いがわからない程度の劣化に抑えられるはずです。よっぽど大きなサイズでプリントする必要があれば別ですが、パソコンやスマホのディスプレイで見るだけであれば、ほとんど問題ないレヴェル‥‥ではないかと思っています。
 

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