二歩ん誤乳力

　Macに標準搭載の日本語入力システム「ことえり」も、昔に比べると格段に使えるようになった。けど「ことえり」はやっぱり「ことえり」で‥‥正直なところ、今までegbridge（イージーブリッジ）によって手にしていた「打てば響く日本語入力」を求める気持ちが、わたくし日々高まってるのであります。しかしそのegbrige導入への道も、エルゴさんがパッケージソフト事業から撤退してしまった事（過去記事参照）によって絶たれ、残された選択肢はATOKしかない状況なのだ。

　

　そこで、さらっとATOKの最新ヴァージョンをリサーチしてみたんだけど‥‥僕がegbridgeでとても重宝していた機能が、どうやらATOKにはないようだ。手書きによる文字検索。「読み方のわからない漢字」を入力しなければならない時、偏や画数をもとに検索すればいいのだが、それだと結構時間がかかるんだよね。そんな時に便利だったのが手書き入力だった。egbridgeは僕がマウスでいい加減に書いた文字でもちゃんと認識してくれてさ、本当に便利だった。

　各種専門辞書やネット上にある様々な情報との連携を強化するのもいいけど、日本語入力って要するに「音（読み）を文字に変換する」のがその主たる目的なわけで、お目当ての文字に「より速くより簡単に辿り着く」事ができてナンボだと思うのよね。