部屋の掃除や模様替えをしていて、思わず古い本やアルバムに見入って作業の手が止まる事って多いでしょ? はい。今日がまさにそうでした。10年ほど前のAppleのパンフレットが犯人です。
今にして思うと、これはAppleが最も低迷し迷走していた時期のパンフレットですな。なるほど。OSはまだ7.6でしたか‥‥
あの頃(1996年)はスキャナーやプリンターなど、周辺機器もいっぱい作ってましたなぁ。他にはPippin@(ピピンアットマーク)というゲーム機をバンダイと一緒に作ったり、NewtonっていうPDAもあったね。明らかにNewtonの遺伝子はiPod touchやiPhoneに引き継がれてる感じ。
もちろんデジカメも作ってた。このQuickTakeは気になる存在だったなぁ。でも当時はデジカメなんか買っても、どんな用途に使えばいいのかわかんなかった。印刷に耐えられるほど高解像度の写真は撮れないし、今みたいにWebにひょいひょい写真をアップロードするような時代でもなかったもんなぁ。
1999年のパンフレットには、Blue & WhiteのG3が登場。初代iMacがセンセイショナルなデビューを飾った直後に発表された機種だ。これはうちでも印刷物の仕事をする時にはいまだに現役で頑張ってくれている。
おっと! 超弩級の珍品見っけ(↓)そう。あの頃「MacOS」の走るパソコンが各社から発売されてたんだよね。いわゆる「Mac互換機」ってやつ。日本では「パイオニア」がオーディオメーカーらしいユニークで意欲的なモデルを出してたし、僕もUmax製の互換機でMacOSを走らせていた。そんな時期にakiaから出ていたのがこれ。
もちろん現在はMacの互換機など(正式には)売られていない。MacOSが走るのはアップル製品の中だけ。という状態に戻ったのだ。それどころか逆にMacでWindowsOSまで走っちゃう時代だ。こうしてふり返ってみると、互換機ってつくづく「徒花」だったのねぇ‥‥
って‥‥いつまでも脇道でくっちゃべってる場合じゃあないっつうの。
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