真の二刀流

 聞きかじりの情報や、単なるウワサ話を元に書きます。MacOS Xの次期ヴァージョン「Leopard」のリリースが10月に先送りされるらしいです。iPhoneの発売を6月に間に合わせるため、OSの開発にあたっていたスタッフがiPhone開発チームにまわされているのが理由のひとつらしいのですが、僕らのように日本に住む者にとっては、どうせiPhoneなんか来年にならなきゃ手に入らないんだし「だったらLeopardを先に出してよ」と、やっかみ半分で駄々をこねたくもなります。

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 さて、上に書いた話はWindowsユーザーのあなたにとっては「関係ないもんね」かも知れませんが、実はそうでもなかったりするのです。ご存知ない方も多いかも知れませんが、いま売られている「インテルがハイッテルMac」はアップルが無料で提供している「Boot Camp」というソフトを使えばWindowsマシーンにもなるのです。「今までずっとWinだったし慣れてるからMacを買うつもりはない。けどMacにもちょっと興味あるのよね」そんな人も多いでしょ? だったら「Mac買っとけ」って話です。だって二刀流が実現するんですから。

 ただ「Boot Camp」を使ってMacとWinを切り替えるためには再起動が必要なんです。これはちょっと面倒だ。やっぱり両方が同時に立ち上がっててパッパッパっと行ったり来たりしたいじゃありませんか。確かに昔からそれを可能にするエミュレイション・ソフトというのがあって、今でも何種類かが売られています。ただ当然の事ですがそういったソフトはMacOS上で動いているに過ぎません。つまりは「疑似」なんですね。つまり本当の意味での「同時立ち上げ」を実現しようと思ったら、OS自体が「そのつもり」で作られてなきゃいけないのではないか‥‥と、ド素人である僕はなんとなく思っているのです。

 「2つの刀を両手に持ててこそ」の二刀流なのです。いま持ってる刀を一旦サヤに収めないともう一方の刀が抜けない。というのでは効率が悪いのです。またエミュレイターを使った「先割れスプーン」のような刀は、どこまで行っても「大家と店子」の関係を脱する事ができません。

 ここからは僕の希望的観測です。次のMacOS X「Leopard」では「真の二刀流」が可能になる。って言うか「なったらいいな」って言うか「してっ!」であります。懇願であります。よろしくお願いします。

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