200と80

　今日ついに新しいデジカメ「Canon PowerShot S80」が届いた。ってわけで軽くインプレッションをば。

　今まで使ってきた「Canon IXY DIGITAL 200（写真左）」より少し大きい。IXYは「妥協のない男のツール」って感じの重量感がグッとくるんだけど、S80はパーツの１つ１つが安っぽくてちょっと危うげ。USBコネクタのフタなんかグラグラしててかなり心配。そのうちヒンジの部分がパキッと行きそうだ。‥‥と、ここまでは第一印象。いざ使ってみると‥‥

　説明書をいっさい読まないで、とりあえずパシャパシャ撮ってみた。おっ、こりゃイイゾ！ 僕はいまだにIXYの操作にマゴツク事があるんだけど（いいかげん慣れなさい）S80は抜群の操作性だ。「ストロボの発光禁止」や「マクロ・モード」といった僕が普段頻繁に設定する操作がいとも簡単に、それも直感的にできてしまう。iPodに代表される「ダイヤルをクルクル回してボタンをポン♪」という最近よく見かける操作法を取り入れていて、ユーザビリティーへの配慮がうかがえる。ただ、カメラを構えた時に右手の親指がズーム・ボタンやジョグ・ダイヤルに触れてしまうので慣れが必要だ。しかしディスプレイが大きい上にグリッドが表示されるので水平・垂直を調整しやすいのは有り難いなぁ。さて、期待の広角レンズの威力やいかに‥‥

　んぐっ、一目瞭然。僕の部屋が一気に広々とした快適空間へと変わった。IXYでは見切れてしまっていた愛猫「ニヤニヤ」もS80ならちゃんと彼女お得意の「視線反らし」が収められている。コレだよコレ！ いいねぇ広角。

　大切に扱わないとすぐに壊れてしまいそうなチープな質感を除けば、良いカメラなんじゃないかな？ ただ、付属のメモリーカード（32MB）では９枚（最高画質で）までしか撮れないので、容量の大きなメモリーカードを買い足さないとちょっとキツイ。最低画質の小さな写真なら270枚、普段僕がblogに掲載してる程度の写真なら170枚撮れるけどね。