from A to D

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Pixela CaptyTV PIX-FTV300UM TVチューナー内蔵
USB2.0接続ハードエンコーダ搭載MPEG2キャプチャボックス

 これはアナログで記録された映像と音声をデジタルに変換する「キャプチャー・マシーン」だ。平たく言えばVHSなどのビデオテープに録画した昔のテレビ番組などをパソコンに取り込む場合に、ビデオデッキ(アナログ)とパソコン(デジタル)の橋渡しをしてくれる機器だ。
 昔録ったビデオをDVDに焼いて誰かに渡そうと思ったら、「DVDレコーダー付きのビデオデッキ」を使ってコピーするのが最もシンプルなやり方だろうけど、うちにはパソコン用のDVDレコーダーが既にあるので、わざわざハイブリッドなデッキを買うのはもったいない。それに‥‥実は今、昔録った映像作品をパソコンに取り込み「iMovie」で再編集して公開できたら‥‥と「動画配信計画」を画策中なのだ。

 あ、そうそう。その上このマシーンはTVチューナーを内蔵してるんだ。つまりこれをパソコンにつなげるとパソコンのディスプレイでTVが観れるんだよ。そればかりか録画もできちゃう。更には後追い再生もできちゃう。‥‥って事は何かい? もうテレビ受像機もビデオデッキも必要ないって事かい? 番組はパソコンのディスプレイで観ればいいし、録画はパソコンのハードディスクにすればいいし、それを誰かに観せたくなったらDVDに焼いてあげちゃえばいいし、レンタルしてきたDVDもパソコンで観ればいい。

 この先TVの世界はどーなって行くんだろう‥‥ネットの通信速度が飛躍的に上がれば、いま電波を使って放送してる番組は全部ネットに乗り換えちゃうかも‥‥そうなれば地上波デジタルなんか使わなくても完全な双方向コンテンツが実現しちゃう! そして受信料の徴収が困難になったNHKがインターネット・プロバイダーからお金を徴収する。なんて時代が来たりするのだろうか‥‥

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