iポッドなの?

middle_1126188876.jpg

 予想通り今日Appleから新製品の発表があった。まずは「iPod nano」。miniがラインナップから消えて、そのかわりに新たに加わったのがnanoだ。デザインのテイストはiPodの流れに乗っ取ったもので、そう言う意味ではminiよりiPodらしい製品だ。ディスプレイはカラーで、色は白と黒の2色。容量は500曲入る2GB(¥21,800)と1000曲入る4GB(¥27,800)の2種類。僕は今までminiを「iPodらしくないなぁ」と思っていたので、nanoの登場でiPodのラインナップがついに「収まる所に収まった」という印象を受けた。

middle_1126188907.jpg

 これでiPodシリーズは「iPod Shuffle」「iPod nano」「iPod」の3種類になったわけだ。さぁ、あなたはどれを選ぶ? 僕だったら‥‥自分が持ってるから言うわけじゃないけど、やっぱり「Shuffle」かな。これが1番「Appleらしいバッサリ感」が出ててワクワクドキドキするモデルだと思う。

middle_1126188949.jpg

 そしてもうひとつ。iTunesがヴァージョン・アップして「5」になった。新しくなった点は「ペアレンタル」という項目が設定に加わった点。ペアレンタルというのは、子供がアダルトなPodcastにアクセスできないように制限を加えるためのものらしい。でもアダルトなPodcastって‥‥? あったらぜひ親の目を盗んで聴いてみたいものだ。
追記:ペアレンタルはPodcast、Music Store、音楽の共有を無効にしたり、Music Store上での「露骨な内容」を制限するための機能らしい。どうやら「アダルトなPodcast」は僕の妄想の産物だったようだ(笑)あ、でもアダルトは「露骨な内容」に該当するのかな? いずれにしても「露骨な内容」に興味津々である事に違いはない。
 そしてもう1つの変更点は、Podcastされた番組が「ライブラリ」のリストに表示されるようになった事。これは意外と待ち望んでいた人が多いのではないかと思う機能だ。今までPodcastに購読を登録した番組は「Podcast」というカテゴリーにダウンロードされ、複数の番組を連続で聴く事ができなかった。この点は僕も不満を持っていたし、僕と同じ不満を持っている人の声をWeb上で見かけた事もあったから「きっと次のヴァージョン・アップで改善されるのでは?」と踏んでいた。そして今回のヴァージョン・アップで念願の連続再生が可能になった。けど‥‥「ランダム再生」できないじゃん。「なぜ?」ランダム再生で楽しみたいのに‥‥惜しいっ!

middle_1126188983.jpg

 そしてそして、やっと「iTunes搭載ケイタイ」が登場。モトローラが発表したこのモデルには「iTunes」が入っている。つまりこれは携帯電話であり、iPodであり、iTunesであり、ブラウザなのだ。かなり乱暴に言うと「iPodとパソコンが一体化した上に電話もかけられる商品」なのだ。画期的! じゃが‥‥日本での発売は未定。日本には「着うた」という独特のサービスが定着してるから、そこに「iTunes Music Storeのモバイル版」が食い込むのは難しいだろうな。食い込めばきっとアッという間に「着うた」を駆逐してしまうだろうから、iTunes Music Storeの日本版がアメリカから2年以上も遅れてサービスを始めたのと同じように、圧力がかかっているに違いない。

コメント