azumino (4)

 安曇野は山あいに細長く広がる町だ。山から見下ろすと視界に入りきらないほどのスケールで南北に伸びている。北には白馬、南には松本がある。町並みは「昔のまま」というワケにはいかないが、田んぼの占める面積が広く、稲刈りがまだ始まっていない時期だったので田には多くの緑が残っていて、とてもきれいだった。

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 この町にはそば屋も多いが、美術館の数もやたら多く、すべての美術館をジックリ観て回ろうと思ったら3日あっても足りないくらいだ。たっぷり時間がとれたら美術館巡りをするのもいいだろう。

 9月の信州はさぞや涼しいだろうと思っていたのだが、夏が戻ってきたかのような暑さだった。もちろん名古屋に比べると随分爽やかだったが、思ったより湿度が高く、遠くの景色がモヤってしまい、ちょっと残念だった。もっと秋が深まってからの方がクッキリ鮮やかな景色を楽しめるだろう。紅葉も雪景色もいいだろうし緑眩しい初夏もいいだろうな。季節を変えて何度も行きたい場所だ。

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