hat & ship

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 今日は七夕だね。空を見上げると一面に雲が広がり、時々ザバーッと雨が降ってみたり雷鳴が轟いてみたりで、今年もあの2人はデートできなかったね。話は変わるけど、最近の僕はちょっとダウナー。そこで「バイオリズム」というキーワードでググってみたら検索件数が20万件以上もあって、その数字を見て更にダウン。僕は自分を「ポジティブな人間」だと思い込んでいるフシがあるが、ホントは「過去のネガ」を忘れてしまっているだけなのかもしれないな。
 10~20代の頃の僕はスケッチブックやクロッキー帳、いつも持ち歩いていたシステム手帳などに、そのとき思いついた絵や言葉を脈絡なく書き込んでいた。それらをあらためて見直してみると、脳天気でアホアホ・ナンセンスな自分が大半を占めているのだが、所々に自分でもビックリするくらいネガティブな自分が記録されている。書いた物だけではない。過去に作った曲にもそれはしっかり記録されている。中でも20代の半ばに作った「hat & ship」という曲はネガの集大成のような作品だ。最初はオーソドックスな6/8拍子のソウル風バラードを作るつもりだったが、作り進めるにつれどんどんネガへと雪崩れ込んで行った。

 「方舟(はこぶね)」を必要としてる人がいると言うのに、今の僕には風に飛ばされないよう自分の帽子を押さえるのがやっと‥‥という内容だ。もしもお聴きになりたい方は↓をクリックしてみてちょーだい。

hat & ship(6分33秒/6MB)

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