ツケを払うのはユーザー?

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 以前ならパソコン関係の説明書はすべて印刷物だった。ところが最近ではそうした書類はPDFファイルになっていたり「詳しくはWEBにて」と言われることが多くなっている。確かに印刷コストはゼロになるし、環境的にもその方がいいのかも知れないが、僕はパソコン画面とニラメッコしながらパソコンの使い方を覚えるより「印刷物と画面を何度も見比べながら」というやり方が好きだ。
 僕はラジオ番組の編集に「ガレージ・バンド」というソフトを使おうと思っている。もともとは作曲&録音用のソフトなのだが、OS Xに標準装備されているソフトなので手っ取り早いし、このソフトをラジオ番組の編集に使っている人も多いようなので使い方をマスターしたいと思いマニュアルを読み始めた。が‥‥しかし、いかんせんPDFファイル。ダメだ。これじゃアンダーラインを引いたりできないし、使い勝手がすこぶる悪い。と、いうわけでマニュアルの中からとりあえず自分にとって必要な部分だけをプリント・アウトすることにした。うわ~ぁ、50枚にもなる‥‥‥‥。

 「電子文書の普及により、紙の消費量は激減する」なんて言ったヤツはどこのどいつだー! 現実は「電子文書が増えることで、わが家のプリンター用紙の減りは早くなる」なんだぞー!

ただいま回転中のCD
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ダーク・クリスタル/吉田美奈子

吉田美奈子は自主製作CD“BELLS”の発表以降数年間、プロデュース活動はしていたものの自分のアルバムは出していなかった。そして1989年ようやくリリースされたのがこの“ダーク・クリスタル”という衝撃的な作品だった。彼女は「とてつもない怪物」に変身していた。初めて聴いたとき「超クールな演奏」と「生声」のあまりに極端な対比に「ここまでやっていいのか」と思った。そして芸術的な「1人多重コーラス」。分厚い声の壁がグングン迫ってくる。病的なまでにストイックな音に震えがくる。ほとんど全編が打ち込みサウンド。作詞・作曲・編曲・歌・演奏を彼女1人でこなしている(ホーン・アレンジを除く)。いったいこの密度の高さは何だ。「執念」「怨念」「魂」「祈り」「供養」という言葉が頭の中に渦巻く。そう、このアルバムが発表される前年に彼女は音楽的なパートナーでもあった夫のAKI IKUTA氏の死を経験している。その事がこのアルバムに少なからず影を落としているのは間違いないだろう。
ちなみに再発売に際しジャケット・デザインが変更(写真/下)になったようだ。


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