かわいいお店

 今の子供はどうかわからないけど、僕らの子供の頃には「将来の夢は?」の問いに、男の子なら「パイロット」「野球選手」「社長」女の子なら「保母」「看護婦」「スチュワーデス」なんて答えが返ってくるのが一般的だった。あ、そう言えば女の子が挙げた職業って、今ではことごとく死語になっちゃってるね(笑)ビックリした。ま、それは置いといて、女の子には「お花屋さん」「お菓子屋さん」「ペット屋さん」なども人気があって、考えてみると男の子より女の子の方が「自分の世界を持ちたい指向」が強いように感じる。
 実家が自営業を営んでいた事も影響しているのかも知れないが、僕は人に使われるより自分だけで何かをやりたいという願望が強かった。もともと協調性に乏しく内向的。ガンコで内弁慶。群れるのが大嫌いで1人でコツコツ何かを作る事が好き。という性格だから「集団の中で少しずつ出世して、地位や名誉を手に入れたい」という願望はゼロに近い。

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 現在のフリーランスのデザイナーという職業は、そんな僕にうってつけの環境なんだけど、一方で「小さな店を持ちたい」という少女チックな夢も持っていたりする。だから街を歩いていても小ぢんまりとしたお店を見かけると「あ~、いいなぁ♪」と思ったりする。上の写真はうちの近所にあるお店で、左が「カツサンド屋さん」(ランチ・タイムしか営業していない)右は「喫茶店」だ。水商売はさぞや大変だろう。「営業活動を強力に展開して新規の顧客を開拓する」という事も難しい“受け身の辛さ”があるだろう。けど、その受け身な感じがまた僕を惹き付けるんだよなぁ‥‥。僕の「受け身体質」を活かせる場所って、どこかにありませんかねぇ?「怠けたい」と言ってるわけじゃないんですよ。思いっきり頭も使いますし、努力もします。ただ外に攻めていくのが苦手なんです。

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