うちのリビング・ルームの窓の外は自転車置き場になっていて、そこには波波になった塩ビ製の屋根が付けてある。そして雨が降るとその屋根がトタントタンと音を立てる。豪雨になると結構うるさいけど、僕はその音が嫌いじゃない。昨夜も床(とこ)につく頃にトタントタンと聞こえ始めた。ショパンの奏(しらべ)にはほど遠いが、心が落ち着き顔がニンマリ緩む。
今日になっても雨は静かに降り続き、とてもミスティーな一日だった。こういう日は集中力が高まり仕事がはかどる。
ただいま回転中のCD
COOL / George Duke
今日のような日には2000年発表のこのアルバムが合う。なんと表現したら良いんだろう。適度な潤いがあってグルーヴィー。時にマイルスのようでもあり、時にマーヴィンのようでもある。ほぼ全曲にジョージ・デュークのグッと抑えたヴォーカルが入っている。彼のアルバムの中ではテンポも遅く、音数も少なめのアルバムだけど、それだけに一音一音、一拍一拍に気持ちが引っ張り込まれる。
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