4丁あがりっ!

 巨大なラーメンを買った。その名も「出前四丁」。果たして食べきれるだろうか‥‥。うちにはこれが入るような大きな丼はないぞ。どーしよー‥‥

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 などとわざとらしく心配してみたが、要するに「出前一丁」4個を平らに配置して「大きなラーメン」風にしただけの商品がこの「出前四丁」だ。だが「平らにしただけ」とはいえ、ラーメンなど買うつもりのなかった僕が「なんだかオモシロそう」と買ってしまったのだから、日清さんに「まんまとしてやられた」わけだ。

ただいま回転中のDAT
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OUT OF THE DARK / O.G. FUNK

これジャンル的にはP-FUNKだ。P-FUNKとはジョージ・クリントンを中心としたミュージシャン達の作る音楽のことで、彼らは「P-FUNK軍団」と呼ばれている。まぁ日本で言えば「石原軍団」みたいなものだ(笑)P-FUNKの音楽的な特徴はドロッ泥のファンク・ビートを軸にギンギンのギターは絡むは、下世話なアナログ・シンセは絡むは、厚めのコーラスは絡むは、宇宙船から下りてきた宇宙人みたいな衣装は着てるはの「ごった煮」感覚。P-FUNKの「P」が何を意味しているのかは「PUREだ いやPUNKだ」と諸説あるが、本人達はあまり気にしていないようだ。もともとP-FUNK系のバンドはメンバーの入れ替わりや、バンド間での重複が多く、「バンド」という意識が薄い。なぜならみ~んなひっくるめて「P-FUNK軍団」だから(笑)「なに?“西部警察”で刑事が足りない? よーし“太陽にほえろ”から何人かそっちに送る。待ってろ!」みたいな感じだ。P-FUNKの代表的なバンドには「ファンカデリック」と「パーラメント」がある。このO.G. FUNKはファンカデリックを母体としており、本家に比べるとこじんまりとソリッドにまとまっているぶん聴きやすく、ギターの音が心地よい。なお、このバンドは1994年発表のこのアルバム1枚をリリースしただけで終わったようだ。


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