毛深いけど 人間です

　今の時期は日によって寒かったり、そうでもなかったりと、服選びに困る時期である。部屋の中でも冷え込むと暖房なしではきつい時もあるが、基本的には暖房なしで生活している。僕の住んでるマンションは寝室だけが畳で、あとはフローリング風の床になっている。「フローリング風」と書いたのは、実は仕事部屋に使っている６畳の部屋は、本来は畳なのだがデスクやらイスやらを置かねばならないため、畳の上にフローリング・カーペットを敷いているのだ。
　だから寒い時期にはさすがに靴下だけでは寒くて仕方ないので、写真のような部屋履きを愛用している。これは写真ではわかりづらいが、かかとの部分はカバーされていない。簡単に言えば「毛深いスリッパ」だ。従って暖かいのはつま先だけなのだが、他の部屋への移動のたびに脱いだり履いたりを繰り返さなければならないので、この形はかなり重宝している。
　このモコモコの足を見ていると、つい自分が熊になったような気分になってくる。今年は日本各地で熊の出没が相次いでいるが、猟友会の皆さま「お願いだからこの足を見ても撃たないでくださいね」