ラジオ・パラノイア

　今日はアメリカ合衆国大統領選挙の日。この文章を書いている時点では僅差でブッシュがリードしている。またしても僅差か‥‥前回もそうだった。今度こそは開票でバタバタしないよう願いたいね。あ、そうそうブッシュと言えば、このblogにコメントをいただいたこともある美香さんの日記に、おもしろい物が紹介してあったので観てみた。「media CLUBKING」の「アースクルーズ動画」。こりゃまた実に桑原茂一さんらしい“毒＆エロ”な作品だこと。そして痛烈にブッシュを批判している。
　これを観て、僕の「スネークマンショー熱」が再燃した。カセット・ラックの中から24年前に録音した「ラジオ・パラノイア」というラジオ番組のテープを引っ張り出して片っ端から聴いた。「ラジオ・パラノイア」とは、スネークマンショーをプロデュースした桑原氏が特番として制作したラジオ番組である。さすがにラジオ番組だけあってスネークマンショーに比べると毒は控えめだが「おもしろいっ！」。

　そもそも僕が「ラジオ」というメディアに惚れ込んだ（と言うより“狂った”と言うべきか）キッカケがこの番組だった。「ラジオがこんなにおもしろいなんてっ！」顔面にいきなり超ヘビー級ボクサーのパンチを受けたようなショックだった。これこそ『ラジオ・エンターテイメント』だ！ 17歳の僕の耳から垢がゴッソリ剥がれ落ちた。

　ま、そんなわけで今日はこのテープをCDに焼く作業をコツコツと続けておったのでありました。僕がミニFM局で「RADIO Re-MIX」という番組を放送してから18年。ブランクは長いが常に企画は温め続けている。制作や配信の環境も整っている。「よーっし！ またラジオ番組作るぞーっ！」と燃えるフレディーであった。なお「完成目標は５年以内」を予定している。