気になる横顔

 blogを始めてからというもの、気になるものを見つけると“とにかくデジカメを取り出す”というクセがついてしまった。撮った時にはそれらがなぜ気になったのかがわからない事が多いのだが、今日、その中の1つに共通点が見つかった。ずっと切り絵のようなシルエット状になった横顔が気になっていたのだ。

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 僕は子供のころ「ウルトラセブン」が大好きだった。ウルトラ・シリーズは他にもたくさんあるが、セブンはシナリオや演出に大人っぽいものが多かった。そしてこの「大人っぽさ」は実相寺昭雄という監督によるところが大きい。実は彼が監督している作品はウルトラセブン・シリーズ中4本だけなのだが、その4本が僕の中でのセブンのイメージを決定づけてしまっている。
 実相寺昭雄はクラッシック音楽を上手に使い、斬新なカメラ・アングルと大胆な逆光シーンを持ち味としていて、彼の監督作品には幾度となく人物の横顔が影絵のようなシルエットで描かれる。

 今日のblogはちょっとカルトな話題で攻めてみた。

ただいま回転中のCD
Q's Jook Joint / Quincy Jones
よりによってこんなCDを聴いてしまった。だってこのCDは参加メンバーを紹介するだけでも500ページは必要なのだ。涙を飲んで割愛しつつ触れておこう。U2のボノ、レイ・チャールズ、スティービー・ワンダー、ハービー・ハンコック、フィル・コリンズ、ナオミ・キャンベル、チャカ・カーン、誰でも知ってると思われる人だけでこれだけ。ダメだ我慢できない! 更に続けちゃおう! いいよね? 明日お休みだし(関係ない?)その他にナンシー・ウィルソン、ジェイムズ・ムーディー、TAKE6、グロリア・エステファン、パティー・オースティン、サイーダ・ギャレット、Rケリー、ベイビーフェイス、バリー・ホワイト、トゥーツ・シールマンス、アシュフォード&シンプソン、ヒューバート・ローズと、ここまで挙げてもまだほんの一部に過ぎない。そして僕がこのアルバムで最も涙するのはGAP BANDのチャーリー・ウィルソンとISLEY BROTHERSのロナルド・アイズリーの共演だ。信じられない! 夢にも見ないような取り合わせだ。「クインシーよ あんたはわかってらっしゃる♪」シンガーなどというのはエゴの塊(かたまり)だ。クインシーはあの「WE ARE THE WORLD」の時にも多くのシンガーを見事にコラボレイトさせたが、こんな事ができるのはクインシー以外には考えられない。

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