プチ同窓会

　今日は「DJロマネスク」と「チック小柴」がフレディー宅に集い、ちょっとした同窓会のような時間を過ごした。みな高校時代の同級生だ。学生時代はロマがギター、チックと僕がキーボード。その他にもう一人ギターがいて、ベース、ドラム、そして「ベンジャミン渡辺」ともう一人のトランペットという8人組の「ルシファー」というフュージョン・バンドを組んで学園祭に出たことがある。この三人の共通点をあえて挙げるとするならば“音楽好き”という点くらいだろうか。

　チックと僕は高校の美術部では「巨人の星」の星と花形のようなライバル関係にあった（どちらが星でどちらが花形かは決まっていないが）。美大の受験を目前にひかえた頃には、下校時間を過ぎても美術室にこもって夜遅くまで二人きり石膏デッサンやら静物デッサンやらをやったものだ。チックは東京の美大に進み、卒業後は東京でデザイナー、アート・ディレクターとして活躍していたのだが、去年の暮れに名古屋に移り住むことになった。「昔の皆で集まって一度話したいね」と言いつつ何ヶ月も時は流れ、やっと今日この三人でのプチ同窓会が実現したというわけだ。
　さすがに卒業してから20年以上も経つと、その間にそれぞれいろんな事を経験してきている。当たり前の事だがそれぞれ着実にオトナになっているんだなあ…と感慨にふけった夜であった。まぁ基本的なキャラは高校の頃とそれほど変わっていないんだけどね。