各国“ハァーっ”対決

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 またまたオリンピックの話しで恐縮だが、今日は楽しみにしていた女子のライフル競技を観た。クレイ射撃の「ブービー・トラップ」という種目だったが、これはなかなか楽しめた。ライフルを構えた選手が合図を送ると二枚のお皿が同時に前方に向かって飛び出して行く。それを撃って割るという競技だ。見事命中するとピンク色の煙を出しながらお皿が粉々になる。より多く命中させた者が勝つ。と言うとても単純な競技だけに観ている僕もついつい引き込まれてしまった。オモシロいのは選手の出す合図だ。「はぁーっ」とか「ほぉーっ」とか声を出すと皿が飛び出すのだが、言い方は選手によって随分違う。ニュージーランドの選手などは気合い満点の絶叫に近いような声だったし、中国の選手はどことなく漢字っぽい「ほぉーっ」。韓国はハングルっぽい「はぁーっ」。日本人選手はカタカナの「ハァーァ」だったりして、ニンマリしながら観させていただいた。しかし銃器を持たせたらやっぱりアメリカ人が一番シックリ来るね。そこまで考えるのもどうかと思うが、アメリカ選手には「チャールトン・ヘストン」の影が背後霊のように重なって見えてしまった。アメリカ選手ごめんなさい! 次回からはもっと純粋に楽しむよう努力します。

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