モノクロの映像と音楽、クールなナレーションだけで構成された映画。けど不覚にも途中何度も寝てしまった(正確には瞬間的に意識を失う程度)。監督したのはアイスランド出身の音楽家ヨハン・ヨハンソン。
彼は2009年からの約10年間にいくつもの映画音楽を担当。たとえばドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の「Arrival(メッセージ)」や「Blade Runner 2049」など。で、今作は彼の死後に公開された長編映画監督デビュー作。旧ユーゴスラビアにあるモニュメントを16ミリ・フィルムで撮影したモノクロ映像と、ポツリポツリと挟み込まれる女性の朗読、そして彼自身による静かな音楽は、エンドレスでずっと部屋の壁に投影しておきたくなるほどシンプルかつイマジネイティヴな作品だった。
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