このところ「COWBOY BEBOP」の音楽にハマっている。26年も前に放映されていたテレビアニメのサントラだ。残念ながら僕は当時そのアニメを観ていなかったが、菅野よう子女史が作編曲し SEATBELTS が演奏を担当した音楽は事あるごとに聴いてきた。なんたってメインテーマの「TANK!」は何度聴いても痺れる。逆にあまりにそればっかり聴いていたので、正直それ以外の曲が手薄になっていた。で、他の曲も聴いてみると実にこれがどうも、ドレもコレも素晴らしい。菅野よう子神!(笑)その神っぷりはどことなく筒美京平を思い起こさせる。
で、今日取り上げるのは「TOO GOOD TOO BAD」という曲。いかにもニューオーリンズ辺りのセカンドラインな感じのブラスバンド的なリズムと、チューバによるベースラインがグッと来るのだけど、そこにそこはかとなく乗っかってくるハービー・ハンコックの「CAMELEON」風味がまた堪らない。菅野よう子さんの曲には結構「あ、あれに似てる。これにソックリ」って部分があって、例えば「TANK!」には往年のブラスロック・バンド CHASE のヒット曲「GET IT ON(黒い炎)」っぽい一節がヒョコッと顔を出したりしてニンマリしてしまう。
中にはやれ盗作だモノマネだと騒ぐ御仁もいらっしゃるようだが、僕はそんなこと全然気にしない。っつーかむしろカッコいいもの優れたものを取り入れて何が悪いというスタンスだ。都合よくアイディアだけをいただいて、ただの劣化版を作る人に対しては容赦なく軽蔑するが、要はオリジナルと同じかそれ以上にカッチョ良くなってりゃイイじゃん。と思う。音楽に限らず、絵でも映画でも小説でも、世のあらゆる作品は常にそうやって継承されアップデートされて行くものなのだから。
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