とりあえずカラーのポジフィルムが問題なくデジタイズできることがわかったので、今度はモノクロのネガフィルムを2ロールほどデジタル化してみました。フィルムのホルダーには昭和55年(1980年)と書いてあります。当時はまだ自分のカメラを持っていなかったので父のコンパクトカメラ「Canon Date Matic」を借りて撮った写真です。
上が FUJIFILM の ASA-100、下が KODAK の ASA-400 |
どちらもモノクロですがフィルムの色が全然違います。FUJIFILM の ASA-100 は紫がかっていますが、KODAK の ASA-400 はほとんど色が入っていません。本来は無彩色化するのが王道なのかも知れませんが、フィルムの色を生かしたまま反転した方が面白い結果が出そうだったので、今回は取り込んだデータを敢えてモノクロ化せずに保存することにしました。
FUJIFILM ASA-100 |
KODAK ASA-400 |
1980年と言えば17歳の頃ですが、当時の自室写真からは濃密な思春期男子臭がプンプン漂ってきて笑えます。パイオニア・ロンサム・カウボーイの広告やシャア・アズナブルのポスターに混ざって宮崎美子や中島はるみのピンナップが障子を埋め尽くしていますが、思えば特に彼女らのファンだったわけでもなく、何となくソレっぽい雰囲気を楽しんでいただけだったんじゃないかと思います。
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