ひとの服選びは難しい

同じ特養でも施設が変われば揃えるべき衣類も違うようで、先日父が入所した施設から「ズボンと長袖シャツをそれぞれ3着ずつ追加してほしい」と言われたので、近所の衣料品店で物色。できるだけ脱ぎ履きが楽で、本人が気に入りそうな色と形を‥‥と思うのだけど、いざ選ぶとなるとこれが結構難しい。それ以前に、夏真っ只中ということもあって長袖シャツの選択肢がとても少ない。

思えば母が入所していた頃も、季節が変わるたびに実家から衣類を持って行ったり、家に適当な服が見当たらない時は購入したりしていたのだけど、迷いに迷って買って行ってもダメ出しを喰らうことが度々あった。着るものに対するこだわりが強く、日頃から必要最小限の物しか持たない暮らしをしていた人ほど「環境の変化には弱い」という現実を知った。

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