もしや臨死体験?

久々の電話ラッシュ。15分ほど喋って切ったと思ったら10分後にまた掛けてくる‥‥という母からの電話5連発。以前のように「ひつまぶしが食べたい」「饅頭が食べたい」「煎餅も食べたい」「お父さんはどうしてる?」「早くここから出たい」を繰り返す母にひと安心。ただ今までと違ったのは、今回そこに「壮絶な体験をした」という新しいトピックが加わったこと。

どうやら生死の境を行ったり来たりしていた時に、いわゆる臨死体験と呼んでもいいような不思議な世界を彷徨ったらしいのだが、それがどんな体験でどう壮絶だったのかをうまく言葉にすることができず歯痒い様子だった。「三途の川は見えた?」と聞いたら「川は見てない」とハッキリ答えていたが、言葉遣いが以前と微妙に違っていることに気づいた。そんな呼び方をしたことは今まで1度もないのに、僕のことを「あなた」と呼んだり、なぜか方言ではなく標準語で喋ったりするのだ。

一時は天に召されかけ、運よく地上に引き戻されたものの、まだ完全に両脚が地面に着地し切れてなくて、よく見ると微かに浮遊しているような‥‥もしかすると今の母はそんな状態なのかも知れない。

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