アメリカのドラマ「COBRA KAI(コブラ会)」を観始めた。映画「The Moment of Truth / The Karate Kid(ベスト・キッド)」の30数年後を描いた続編らしいんだけど「ベスト・キッド」を観た事のない僕のような人間でも楽しめるよう、回想場面に映画のシーンが使われているので置いてけぼりを喰らうことはない。「ベスト・キッド」で主人公を演じていたラルフ・マッチオは、僕にとってはウォルター・ヒル監督の「Crossroads(クロスロード)」でスティーヴ・ヴァイをギター合戦で負かしたブルースギター少年としての印象が強く「あー、あの子もこんなオジサンになったか」と感じつつも、声や喋り方にあの頃っぽさが残っていて不思議な感じがした。
それはそうと、この作品は空手を題材にしているので御辞儀をするシーンが何度も出てくるんだけど、どうも外人の御辞儀が気持ち悪くて仕方がない。オリンピックなどで柔道の試合を見ていても同じことを感じるんだけど、外国人選手の多くは視線を落とさず、対戦相手に顔を向けたまま御辞儀をする。僕は御辞儀の正しい作法に詳しいわけではないが、あれはどうもいただけない。礼を欠いているように感じられるし、なにより美しくない。国際試合でメダルを争うような一流選手ですらあの調子なんだから、彼らの指導者もたぶんまともな御辞儀ができないんだろうな‥‥などと思ってしまう。
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