銀色の人生

今日も歯医者。歯茎の中で折れていた歯の治療が続いている。切除した部分の歯茎がまだ固まっていないため、新しい歯を乗っける工事はまだ先になるが「乗っける歯には幾つか種類があります」と見せられた一覧表。素材の違いによるメリットデメリットの説明が始まった。まずは「銀」、その次が「金」、3番目が「白」。で、保険が使えるのは銀のみ。そりゃ普通の歯に近い白が理想だし、見た目以外のメリットも多いらしい。

けど、一覧表の最後の欄に書かれた金額がチラチラ目に入り、説明の途中で「あぁ、こりゃ銀一択だな‥‥」と。どれほど丁寧にメリットを説かれても無い袖は振れない。1本の歯に20万も30万も払えない。第一その治療中の歯のとなりには以前治療した銀歯が輝いている。その金額ですべての歯を白くできるのなら一考の価値がなくもないが、世の中そんなに甘くない。というわけで「銀でお願いします」と即答。

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