テリー・ジョンスンのあの CD を入手!

一昨日の「ナマヒゲ UN:MIXED」で、やや興奮気味に紹介した「A TRIBUTE TO TERRY JOHNSON; PILLOW TALKS」がとうとう届きました。2001年に発表され既に廃番になっている CD です。中古盤ですが650円とは思えないほど状態は素晴らしくテンション上がっております。



この7曲からなるコンピレーション・アルバムの1曲目は「ナマヒゲ UN:MIXED」でも流した小西康陽さんの「テリーのテーマ(作曲は筒美京平氏)」。2曲目以降はスクーターズ、スチャダラパー、クレイジーケンバンド、DJよしお&小西康陽、常盤響、高木完フィーチャリングもりばやしみほ(ハイポジ)という面々による「ピロー・トーク」が続きます。

元祖ヘタウマでお馴染みの孤高のイラストレーター湯村輝彦(テリー・ジョンスン)氏への賞賛を込めた企画物 CD です。もちろん収録されている曲も素晴らしいんですが、いざ現物を手にして、まずはそのアートディレクションのブッ飛び方に感服しました。



まず、ジャケットと呼べるようなものがなく、ホッチキスで留められた5枚の紙が CD ケースに収められていました。これが発売当時そのままの形なのか、元の持ち主がジャケットをなくし、残りの紙をホッチキスで留めてしまったのか‥‥真実はわかりませんが、どちらにせよ僕にはこの状態が「完璧な形」だと感じられました。

このイタズラ心満載オフザケ全開の、お下品でエログロで、ナゼか妙にオシャレなブッ飛びアートディレクションは信藤三雄氏の手によるもの。ちなみに僕は恥ずかしながら信藤さんを存じ上げませんでしたが、渋谷系を愛する音楽ファンの皆さんなら彼の仕事を幾度となく目にしているんじゃないでしょうか。

‥‥というワケで、ただいま CD エンドレス再生中。
 

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