FUJIFILM X-T20 のチルトとかフードとかの話

あたしゃずっとチルト式の液晶画面に憧れていたんです。地面スレスレとかのローアングルで撮ることは滅多にないんだけど、ちょっと低めで撮ることが結構あって、たとえばヘソの前あたりに構えるだけで、ありきたりな風景が少し違って見えたりするわけです。で、そういう時にチルトの液晶画面はありがたいのです。「バリアングルじゃダメなんですか?」あ、なかなかいい質問ですね。ええ、そうなんです。バリアングルじゃダメなんです。いや、ダメ‥‥っていうか、気持ち悪いんですね。カメラをヘソの前に構えた時、レンズの延長線上に液晶画面があってほしいんです。バリアンだと液晶がカメラのボディーからハミ出ちゃった場所にくるので、小首を傾げたような姿勢で写真を撮らなきゃなりません。これ気持ち悪いんです。そして、首の傾きにつられてカメラも傾いちゃって水平が取れなくなっちゃうんです。というワケで僕は生まれて初めてチルト式のカメラを手にし、やっと「これだよ、これこれ」という思いでヘソ写真が撮れるようになりました。



あと、キットレンズ装着時の FUJIFILM X-T20 は、ありがたいことにレンズフードをつけたままバッグに入ります。今まで使ってた LUMIX DMC-FZ1000 はフードを外さないと(あるいは逆向きに装着しないと)入らなかったので、ずっとフードレスで持ち歩いていました。ま、ぶっちゃけフードなんかなくても特に支障は感じないんですが、ほら、やっぱりフードがついてた方がなんとなくソレっぽいじゃないですか(笑)なので地味に嬉しかったりするのです。


 

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