発煙筒から非常信号灯へ

先月の車検で、車載の発煙筒が LED のものに交換された。今までずっと昔ながらの発煙筒だったので、うかつに試す事もできなかったし、幸い発煙筒のお世話になる事もなかったが、LED が光るだけのこのタイプなら気軽に試すことができる。ちなみに煙や炎が出るわけではないので「発煙筒」ではなく「非常信号灯」と書いてある。



お尻の黒い部分をひねると、先端の白い部分が赤く点滅。中には単4電池が2本入っていた。思ったより光は弱く、夜間ならまだしも天気の良い昼間に果して役に立つのかな? というのが率直な感想。点滅する LED の光が世の中に溢れる現代にあって、この光でどれだけ「非常」をアピールできるのか? やはり煙や炎の方が圧倒的にインパクトが強いように思われる。むしろ日常生活の中から五感に直接訴えかけるような要素がどんどん減りつつある中、「煙」や「炎」の持つインパクトは一層強さを増しているようにも感じられるのだが。
 

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