愛と誠(2012年/日本)

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 池上季実子と夏夕介主演のテレビシリーズこそが 僕にとっての「愛と誠」だった。あのモロに肉食な世界をこの草食の時代に映画化? しかし三池崇史が監督するとなれば話は別。僕の勝手な系譜によれば三池崇史と梶原一騎は同一線上に存在 してなくもない。しかしよくもまぁあの世界観をここまでぶっ壊してくれたな。と 思いながら中盤まで観ていた。けどどうだろう‥‥ たしかに登場人物が突然歌い踊り出すミュージカル仕立てに最初は戸惑ったが この作品の というか梶原作品のエッセンスのようなものを あるフィルターを通して抽出すると 意外とこの世界になるのかも‥‥ という気がしてきた。表面的な印象はまるで異なるけど 中心にある美学のようなものはあながち外していないのかも知れないな。それにしても パパイヤ鈴木の振り付け師としての才能には感服した。

コメント

  1. 2012年の劇場鑑賞作品の中では1~2位を争うくらいおもしろかったです。
    梶原一騎に対する三池監督のリスペクトに満ちてましたね。
    脇役がみんなしてそれを支えている感じも好感が持てました。
    あんな変な作品なのに(笑)
    あの~すば~らしい~  愛...  を も~お~い~ち~ど~♪
    あ、2012年オレ様アカデミー賞を発表せねば。

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  2. 【thin-pさんへ】
    いつぞやthin-pさんがブログに書いてらっしゃるのを読んで
    俄然期待度アップだったんですが
    たしかに脇の固め方は素晴らしかったですね。
    個人的には「ガム子」がツボで
    そのガム子に対する振り付けがこれまたたまんなかったです♪

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