秋の京都珍道中(9)

 前にどこかのサイトで見たことがあったんです。京都の超クールなカプセルホテルの記事を。で「いつか機会があれば泊まってみたい」と思っていたので 今回の宿はそこにしてみました。何年か前の新宿に続き人生2度目のカプセル体験です。

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建物内はやたら白くて直線的
新宿のカプセルとは対照的で たしかにカッコいい
チェックインを済ませたらエレベーターで9階へ

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ロッカーに荷物を入れてシャワーを浴びたら
用意されている部屋着に着替えて7階へ移動します

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施設内のピクトグラムも徹底的にシンプルで
なんとなく「2001年宇宙の旅」を思わせます

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ところが 扉を開けて寝室スペースに一歩足を踏み入れると
雰囲気がガラッと一転しました

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まっすぐ続く暗黒の世界24時
おそらく灯りの付いたカプセルは空室で
シェイドの降りた暗いカプセルには人が寝ているんでしょう
僕はここでナゼか「コクーン」という言葉が頭に浮かびました

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シ〜ンと静まりかえっていて ちょっと威圧感があります

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カプセルの入口から中を覗き込むと
これまた未来的な空間が広がっています

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ヘッドボードにはコンセントが1つ 非常連絡ボタン
デジタル時計 照明のためのボタンが並んでいます
どうやらアラーム機能の代わりに
設定した時刻に自動的に
照明が点灯する機能が備わっているようです
テレビは無く 必要最小限の超ストイックな環境です

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以前泊まったカプセルホテルより随分広い室内空間
あっ! カプセル探訪もいいけど早く寝なきゃ
明日は6時起きなのだよ

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予定の時刻にバッチリ目覚め トイレに行こうとしたら
う〜ん ここは男性専用フロアなので
当然トイレのドアにも男性のマークしか描かれていません
不思議なもので もしそこに男女のマークが並んでいたら
「あ ここはトイレだ」
と すぐに気づくんでしょうが
男性用のマークだけが並んでると
とっさにわかんないもんですな

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とにかくトイレもやたらスタイリッシュです

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たった6時間の滞在でしたが なーんか緊張したなぁ
僕はこの手のホテルにはもう泊まることはないだろうな
というワケでチェックアウトして外に出ると雨

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今日はこのあと
昨夜お会いした人とは別の人なんだけど
これまたイガナくんのシスコ時代の友人で
このホテルのすぐ近くのお寺で僧侶をなさっている女性と一緒に
説法を聞きに行く事になっているんですが
残念ながらBくんは宿の都合で来る事ができません

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それにしても あれ?
��時半にイガナくんと待ち合わせをしたんだけどなぁ
来ないぞ‥‥まさかまだ寝てるんじゃあるまいな
電話してみよう
あ 起きてたみたい でもちょっと遅れるとな?
はいはい 想定の範囲内です(笑)


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