跡の祭り

 ついにイリアのスッカラカン作戦も終了し とうとう店の歴史に幕が下りた。そこで今回は日頃からお付き合いのある方々がお撮りになったイリア写真を ご本人に無断で転載させていただきます。

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▲まずはカナダ在住のTakeさんが帰国なさった際にお撮りになった写真。扉には「meets」のポスターが確認できます。そう。これは「ひげ展」開催中のショット。しかし残念ながら開店前だったため Takeさんは「meets」を観る事なく泣く泣くカナダにお帰りになった‥‥という悲哀に満ちた1枚。右端にチラッと自転車が写っている事から 店内にはおそらくだんご店主がいたものと思われ この写真を見た店主は「扉開けて声かけてくれはったらよかったのにぃ」とおっしゃっていたが すべては後の祭り(笑)

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▲▲次は関東方面から奈良に出張なさった三田我苛さんが「イリアの跡地が見たい」と わざわざ大阪まで足を伸ばしてお撮りになった2枚(撮影は5月の初旬)。しかし店名が刻印されたこの金属のプレートって どこに貼られてたんだろう? 僕はこんなプレート見た覚えがない。ちょっと悔しい。

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▲続いてこれはスッカラフリマが終了し 店内の物がほぼ取り払われた状態の1枚。撮影はF1さん。こうして素っ裸のイリアを見ていると 不思議な事に「あぁ 終わってしまったんだなぁ」というより「さぁ これからどんな店を作ろうか‥‥」という気がしてくる。きっとイリアが作られた時もこれに似た風景が広がっていたんじゃないかな?

 最後に ありがとう とか さようなら とか 締めに相応しい言葉を探してみたけど どれもシックリ来なかったので今回はこのままお別れする事にいたします。

コメント

  1. なんと店の人は既にいてたんですね。といっても"Close"の看板の出ているところにズカズカ入って行くほどオオサカナイズされておらず、寂しくパチリと一枚撮って立ち去るのみでした。
    撮った写真も何となく悲しげだったため、派手めの補正で残念感を紛らわそうと試みてみました。

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  2. 【Takeさんへ】
    そうですよね。初めて行ったお店に「Close」の看板が出てて 窓にブラインドが降りてたら 僕だってまさか中に人がいると思いませんし 扉を開けようとはしませんもん(笑)
    しかし わざわざイリアまで足を運んでいただきながら「meets」をご覧いただけなかったのは実に残念‥‥

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  3. 復活。
    せっかくお越しいただいたのに申し訳ございませんでしたね。今更ですが・・・
    そしてこの極小表札に気づいた人すごい。
    イリア前のタバコ屋はシャッターが閉まっていてもピンポン鳴らしたらタバコ売ってくれます。そんな町です。

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  4. 【だんごさんへ】
    あ この金属のプレートってそんなに小さいんですか? そういえばなんとなく扉の近くにそれらしき物を見かけた事があったような‥‥無かったような‥‥(笑)
    ところで僕はつねづね不思議に思ってたんです。入口の扉はどうして右開きなんだろう‥‥と 右利きの人には左開きの方が開けやすいと思うんです。

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