肉弾(1968年/日本)

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 タイトルといい設定といい ちょっとヘヴィーな気がして 観るのをためらっていた作品。しかし‥‥出会えてよかった。素晴らしかった。笑った。それにしても こんな作品が作れてしまう岡本喜八は凄い。ストーリーだけ見れば笑える内容では全然ないし 決して笑ってはいけない歴史。だけど あまりに理不尽すぎて 愚かすぎて もう笑うしかないのだね。明るく軽やかに ドライでコミカルに描けば描くほど 監督の中にある悲しみや怒りがビンビン伝わって来る。今まで何本か観てきた岡本作品の中で1番「まいりました」な1本だった。万人にお薦めできる映画ではないかもしれないが この手の映画はなんとなく苦手 という方にもどうか食わず嫌いせず 1度ご覧いただきたい作品だ。



コメント

  1. 岡本喜八といえば肉弾ですね。
    ATGばかり見まくっていた頃を思い出します。

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  2. 【シュガールーさんへ】
    僕はATGにはちょっと苦手意識があったんですが
    この作品は全然大丈夫でした。

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