怪我の功名

 ある方とチャットをしていた時の事「怪我の功名」とタイプしようとして、何度も「こうみょう」を「こうにょう」と打ち間違えてしまい、その度に「怪我の香尿」と変換される。という事件が起きた。で「香尿って、なんだか高貴な感じがしません?」って話になって、一気に僕の頭の中にイメージが膨らんだ。

 頭に妙なベロンベロン付きの帽子をかぶった男やら、十二単を着た女やらが、紗のかかった部屋の奥で1つの器を囲むように座り、香を楽しんでいる。そう。これが世に言う「香尿の儀」である。いや、世に言いません。そんな儀式きっとありませんから。

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 しかし面白いもんだ。たった1個の打ち間違いとか、思いもしなかった漢字変換から、瞬時に無料の時空旅行を楽しんだ上に、高貴な方々の秘めやかな日常さえもデッチ上げて楽しんじゃってるんだからね。これを「怪我の功名」と言わずして何と言いましょう‥‥って、今回はなかなかキレイにオチが決まったんじゃない? 香尿の儀はあまりキレイじゃない気がするけど(笑)

コメント

  1. キレイなオチです。
    香尿・・
    吉永小●合さんなら・・・・・

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  2. 【千夜子さんへ】
    おっと、随分お久しぶりのコメントありがとうございます!
    ところで、そうですか。吉永さんなら・・・ですか。
    そこで吉永さんの名前が出てくるあたりに世代的な趣を感じます(笑)

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