ガンバレ!ガレバン

 すっごく久しぶりに「Skype収録による対談番組」を作りました。あ、これFredioの話です。このブログにもたまにコメントをお寄せくださる猫さんとの対談です。そちらの模様は「Wired Planet」という番組で現在配信中ですので是非お聴きいただきたいんですが、今日はその編集中に気づいたTipsについて書きます。

 ポッドキャストをやってらっしゃる方の中には「このソフトが使いたいがためにMacを買った」なんて人が結構いらっしゃるようです。もともとは手軽に曲を作るために生まれたソフトですが、録音・編集ソフトとしての実力も立派なもんです。何より新しくMacを買うと既にインストールしてあるところがいいですね。つまりタダ。ただしフリーのソフトではないので、古いMacで使う場合は「iLife '08」を購入する必要があります。

GarageBand-icon.jpg

 はい。ご存知「GarageBand(以下ガレバン)」であります。えー、僕も番組の編集にはずっとこれを使ってきました。でも、ちょっと面倒くさい部分があったんですね。音声ファイルは最終的に「MP3」というファイル形式にしてブログにアップするんですが、ガレバンはMP3を吐き出す事ができなかったんです。なので今までは一旦ガレバンから非圧縮ファイルを吐き出させ、それをiTunesでMP3に変換してたんです。ところが‥‥

 今回初めて最新ヴァージョン「Garageband'08」を使ってて気づいたんですが、MP3で吐き出せるようになってるじゃないですか! これは楽チン♪ ガレバンの「共有」から「曲をディスクに書き出し」を選んでMP3で書き出せばiTunesいらずでそのままアップロードできるし「iTunesに曲を送信」を選べば希望のファイル形式でiTunesに放り込む事もできます。

garage01.jpg

 さらに驚いた事に‥‥書き出しの際、自動的に「ノーマライズ」してくれてるっ! ノーマライズっていうのはメチャクチャ簡単に言うと「音量を大きくしてくれる」機能です。(詳しくお知りになりたい方は昔「昭和荘」で配信したコチラの音声をお聴きください。音のプロフェッショナル「miduno先生」がわかりやすく説明くださってます)

 ポッドキャスト番組を聴いてて「あ、この番組は他の番組に比べていつも音が小さいぞ」って感じる事ないですか? 音楽や放送のプロの現場ではコンプレッサーを使って音を圧縮(データの圧縮とは違うよ)するのが常套手段となっています。圧縮する事で音圧が上がり、迫力が増すんです。本来はポッドキャスト番組を作る際もコンプレッサーを上手に使えば、より聴きやすく、そしてガッツのある音に仕上げる事ができますが「そんな面倒で小難しい事やってられっか!」って人も多いでしょう。そんな時にこのガレバンの「ノーマライズ」が効いてくるんです。いやぁ、ガレバンさんも地味に、そして堅実に進化してますなぁ。

コメント

  1. あー・・リンク先のファイルいま改めて聴くと結構間違ったこと喋ってますねぇ・・
    「ヘッドボイス」の解説意味取り違えてるし(汗)
    ぜひ完全版で録り直したい感じです(苦笑)

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  2. 【midunoさんへ】
    いやぁ、その節はお世話になりました。
    そうですね、もう少し的を絞った形でもう1回おさらいしてみてもいいかもしれませんね。そのうちオファーさせていただくかもしれませんので、その時はよろしくお願いします。

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