天才と職人

 天気は愚図ついてるし、首は痛いしで、なんともパッとしない日曜日。僕は「お気に入り」に放り込んでおいたYouTubeの動画なんぞを楽しんでおります。で、本日のオススメ動画はコレ↓(YouTubeの動画を貼付けると、ページが重くなるので「続きを見る」の中をご覧ください)

 なんかねぇ‥‥最後のシーンで不意に涙が滲むんです。ヤンチャで型破りで破滅的な人生を送った天才ベーシストのジャコ・パストリアスと、温厚で紳士で職人肌のハーモニカ・プレイヤー(たまにギタリスト)のトゥーツ・シールマンス。この組み合わせだけでも「おっ!」なのに、驚いた事にここではジャコがピアノを弾いてます。しかも結構上手い!

 も~たまりません。水と油のような2人が協調し、かつ触発し合います。この動画はジャコがピアノを離れ、ベースを手に取って2人が抱き合う場面で終わっていますが、その瞬間、互いが尊敬し合っている様子がビシビシ伝わって来るんです。


コメント

  1. Three views of a secretでしたっけ?美しい曲ですよね。
    ジャコさんのピアノは独特なタイム感があって実に味わい深いです。

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  2. 【midunoさんへ】
    彼はベース・プレイヤーであると共に作曲家でもありますし、ビッグ・バンドの編曲までできちゃう人ですから、ピアノが弾けても不思議ではないんでしょうが、これほど奔放に弾き放つ事ができる人だと思ってなかったので驚きました。

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  3. 爺さんとJaco、ワード・オブ・マウスで一緒だったのは存じていましたが、この映像は知りませんでした。
    あぁ、たまらんです。
    独特の和声感、ピアノで確かめていたのかと思えそうです。
    脇役に徹していたら、Jacoも案外長生きしていたのかなぁって、勝手な空想したりです。
    Evansのアフィニティとかも、Jacoは好きだったのかなぁって思ったりです。
    当時のCASIOPEAの面子も、アフィニティを絶賛していたそうです。
    ピアノの上のDX7とか、妙に繋がりを感じたりです。
    ��゙ァ

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  4. 【SUKIYAKIさんへ】
    実は僕、ウエザー・リポート以外のジャコやビル・エヴァンスを、ほとんど体験してないんです。スッポリ穴が開いちゃってるんです。で「いつかその穴を埋めなきゃ」と思いつつチャンスをうかがっています♪
    あっ、そう言えばSUKIYAKIさんはベースもピアノも行ける口でしたよね? うらやましい‥‥

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