Podcaster

 ポッドキャスター同士って不思議な距離感・連帯感があるのです。「この番組おもしろい」「この人おもしろい」と感じた瞬間からそのポッドキャスターは、ライバルであり、師匠であり、片思いの対象であり、そして同志なのです。いや、これはあくまでも僕の勝手な捉え方ですが。

 足を広げ、腰を落とし、刀の柄(つか)に手を添えただけで「おぬし、できるな」的な阿吽(あうん)の世界なのです。決して「勝ち負け」の問題ではありません。「触発」なんです。これはポッドキャストに限った事ではありませんが、触発し合える存在を見つけた時が最高に幸せなのです。たしかにポッドキャストなんて、どれだけ頑張っても一文の徳にもならない「ただの道楽」かもしれません。けど、誰もが何らかのリスクを背負いながらやってます。だからこそ真剣になれるし、真剣だからこそ楽しいのです。

 以前ここでご紹介した事のあるポッドキャストが閉鎖される事になりました。寂しいです。自分でもビックリするほど寂しい気分です。形や名前が変わってもいい。いつか、どこかで、またお会いできますように‥‥

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