初めて買った音楽

 今日、生まれて初めてiTMSで音楽を購入した。あっ、いやいや、以前はアイチューンズ・ミュージック・ストアという呼び名だったけど、ちょっと前に「アイチューンズ・ストア」という名前に変わったから、今は「iTS」か‥‥

 今回買ったのは「ao(アオ)」というユニットの「言葉の時計」というシングル(150円也)。半年以上前になるだろうか「フリーダウンロード(今週の1曲)」で彼らの「君はひとくせ」という曲をダウンロードした。何の予備知識もなく「無料だから」という理由だけで落としたんだけど、なんだか気に入ってしまい、それ以来何度も何度も聴くようになった。

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 今日も何気なく聴いていて、あ‥‥彼らのアルバムがあったら買いたいなぁ‥‥と、今さらのように思い立ちiTSを覗いてみると、2曲しかリリースされてない。試聴してみるとなかなかいい感じ。「じゃあ」と言うワケで即購入。

「君はひとくせ」は生の弦、クラビネット、ローズ系のエレビ、普通のエレピ、オルガンがたまらなく気持ちよく絡み、まさに「あの頃のシティー・ポップ」と言う感じの曲。70年代中盤から80年代頭の辺りの雰囲気だ。バンド・サウンドというより「スタジオ・ミュージシャンが集まって作りました」的な、そうだなぁ‥‥一言で言えば「シュガーベイブ」のラインだ。初期のタツローや大貫妙子が好きな人ならストライク・ゾーンど真ん中だろう。

 今回買った「言葉の時計」は「君はひとくせ」ほどキャッチーじゃないけど、アコースティック・ギターとワウワウのかかったエレクトリック・ギター、オルガンが心地良い。あ、たしかにそんなオケも魅力なんだけど、全体のイメージを心地よく牽引しているのは何と言っても山崎ゆかりさんのヴォーカル。オケとヴォーカルが無理なく一体化してる音楽って最近少ないもんなぁ。今もこの2曲をエンドレス再生しながらこの文を書いている。

 オフィシャル・サイトを見てみたら、なーんだ7曲入りのアルバム出てるんじゃん! なんでiTSでは2曲しか手に入らないんだ‥‥

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