東ティモール・コーヒー

 2005年の8月から9月にわたってFredioの「徹子の部室/音楽交流部」と「ボクらの音楽室/01 ~sadam生演奏 & ライブ告知~」に出演してくれたsadamくんの、去年7月25日のblogに「ティモールコーヒー」の話が書かれていて、それを読んで以来ず~っと「飲んでみたいなぁ」と思い続けていた僕。

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 そんな折りも折り、最も古くからのマイミクさんが、ナントなんと東ティモール産のコーヒーを送ってくださった。「おおおおおっ! こ、これが噂のアレかぁ‥‥」sadamくんは豆から挽いて飲んでるみたいなんだけど、今回いただいたのは既に粉になってるやつ。僕は決して「コーヒー通」ではないので、豆にこだわったり道具にこだわったりはしないんだけど、作法にはコダワリがある。たとえ安い豆でも作法を守ると美味しくなる‥‥ような気がする(笑)

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 まず、粉を入れる前に紙フィルターにまんべんなく熱湯をかけてやる。漂白紙を使ったフィルターの場合、お湯がかかると「シュワ~」っと細かい泡を出す。そしてその泡はちょっと刺激臭がする。つまり、フィルターにお湯をかけずにコーヒーを入れると、この刺激臭がコーヒーに混入してしまうわけね。うんうん。これじゃ美味しくならないね。実は僕、最近は「無漂白」のフィルターを使っているのでホントはその必要はないのだけど、漂白フィルターを使っていた頃のクセで今でもやっている。これは絶対やった方が美味しくなるよ。

 あとは「蒸らし」だね。まず粉にお湯をチョロチョロっと注いで20秒ぐらいそのままにしておく。すると粉全体に蒸気が行き渡る。「気持ちえぇわぁ~ えぇ湯加減やわぁ♪」と粉が油断している所にジョロジョロジョロっとお湯を注ぎ込んでやる。一気にドバっと入れてはいけない。粉の表面に生まれた細か~い泡を壊さぬよう優しく注いでやる。

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 最後に「水」について。これはコーヒーに限った事ではないが、僕は飲み物や料理に使う水はできるだけダイレクトな水道水を使わないようにしている。どうしているかと言うと「磁化杯」というポットを使っているのだ。どんなポットかと言うと‥‥それは‥‥よくわかんない(笑)どうやら「美容と健康に良い」との評判で中国で大ブームになった物らしい。仕組みや効能についてはよくわかんないんだけど、このポットに数時間入れておいた水と、蛇口から出したばかりの水道水を飲み比べてみると違いがハッキリわかる。一口で言えば「角が取れている」のだ。もしかしたら磁化杯を使わず、普通のポットに入れておいても同じような変化があるのかもしれないけど、とりあえず僕はこれを愛用している。

 さてさて、前置きが長くなってしまったけど「東ティモール・コーヒー」美味しかった~♪ なんかねぇ、野性的なんだけど暴力的ではなく、僕好みの味だった。僕は酸味の強いコーヒーが苦手で、どちらかと言うと「焦げた風味があって甘味もある」そんなコーヒーが好みなんだけど「東ティモール・コーヒー」は甘味は薄いけど、その分「木と風と太陽」な風味が漂っていて、そーだなぁ‥‥「ボーイッシュでスポーティーな40代の女性」「好きなブランドは“パタゴニア”」って感じかな? わかりにくい? ま、とにかくそんな感じですよ(笑)美味しいコーヒーをありがとうございました! 今からもう1杯入れて飲みま~す♪

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